還元葬とは

アメリカでは人間の葬儀方法としてヒューマンコンポスティングと呼ばれ、多くの州で認められている埋葬方法です。私たちの提供する埋葬方法は火を使いません。薬品も使いません。空気と水分を管理した容器の中で、わらなどの材料と埋葬することで、体を完全に土へと還します。自然の森の生態系のなかで行われている営みを、管理された環境の中で安全で清潔に行う画期的な方法です。

還元葬のプロセス

お預入れ
ペットが亡くなってしまったら、体を冷やして24 時間以内にお連れいただきます。
安置
藁、おがくず、米ぬか、堆肥、水分を適切な配合で混合した資材を断熱された容器に敷き詰め、その上にご遺体を安置します。その上からさらに資材をかかぶせ、最後に蓋をします。お花などを入れることもできます。  
発酵
藁などに付着した自然界に存在する微生物の力で発酵が始まり、1日から2日後には容器の中は60℃を超え、この温度が数日間続きます。この高温により有害な細菌や虫、薬品などは分解されます。

その後、温度は徐々に40℃付近まで下がっていき、この温度が数週間続きます。

発酵によるプロセスにより、ただ単に土に埋めた場合のように腐敗はしないため嫌な臭いはしません。 
1次ケア
1か月程度でご遺体のほとんどは分解されています。骨や毛は分解しにくいためこの時点では残っているものもありますので、それらを取り出し、細かくしたのち、再度容器に納めて分解を進めます。

ご希望があれば、この時点でお遺骨を保存させていただくこともできます。保存したお骨は洗浄してお渡ししますが、分解の程度により、良い状態でのお渡しができない場合があります。 
再発酵・乾燥
さらに1か月ほどかけ分解・乾燥を経ることで土へと還ります。生成された土はもちろん嫌なにおいはありません。
お引渡し
命をつなぐという意味を込めて、生成された土を使った鉢植えをお渡しします。

残りの土は、持ち帰っていただいてもいいですし、寄付いただければ草木を育てる土壌として使わせていただ 
きます。 
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